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人流と場所の関係

概要

この分析は、人流と場所の関わりを分析したものである。キンコーズ、阿部蒲鉾店、末広庵、ソフトバンク仙台クリスロード店の4地点を分析の対象とした。

データソース

東北大学データ駆動科学・AI教育研究センターから提供されたBLE信号センサによる滞留人数のデータ

観測地点

対象地点は、以下の画像の場所に位置している。

地図

1日の人数の変化

1日の人数の変化をグラフで表示する。2022年6月の水曜日の平均をとったデータを使用している。

1. キンコーズ

キンコーズの人流変化
8時と17時、18時がピークとなっている。

2. 阿部蒲鉾店

阿部蒲鉾店の人流変化
17時が最も多くなっている。

3. 末広庵

末広庵の人流変化
12時が最も多くなっている。

4. ソフトバンク仙台クリスロード店

ソフトバンク仙台クリスロード店の人流変化
17時、18時が山となっている。

分析結果

1、2、4は7時-8時、17時-18時の2つの山があるグラフである。この3地点は近くに駅があり、通勤通学する人が多いからだと考えられる。一方、3は12時が山である。地図を見ると3も駅が近いように思えるが、3は通りから少し入ったところに位置している飲食店である。よって、12時が最も多くなったと考えられる。
この結果は以下のように生かすことができると考えている。

  • 17時、18時の時間帯に通勤通学者が買いやすい商品をメインに販売する
  • 7時、8時は人通りが増えるため時間を少しずらして外出する

また、今回は4地点のみ分析したが分析地点を変えることで、その店の最も客が多い時間やアーケードの人通りの多い時間も知ることができる。