将棋ソフト『海底』はUSIプロトコル準拠の思考エンジンです。
ReleaseされているものはWindows10 64bit環境でのみ動作確認済みです。SDT5以降のバージョンからはbmi、bmi2が使える必要があります。
使用しているOSがWindowsであれば上方の"Release"タブを選択し、必要な実行ファイルおよび評価パラメータファイルをダウンロードしてお使いください。
ソースコードはgccでコンパイルすることもできます。コンパイルしたいバージョンのディレクトリに入り、makeコマンドを実行してください。
例)kaiteiをダウンロードしてきてSDT5バージョンをコンパイルする
git clone http://github.com/SakodaShintaro/kaitei
cd ./kaitei/kaitei_SDT5
make
評価パラメータはReleaseタブからダウンロードしてください。
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kaitei_WCSC27
第27回世界コンピュータ将棋選手権に出場した際のバージョンです。駒割、玉周り8マスの利きの数、盤上の利きの総数から局面の評価を行い、アルファベータ法を基本として探索をしています。検討モードには対応しておりません。レートはhttp://www.uuunuuun.com/ によると715となっています。 -
kaitei_mini
kaitei_WCSC27を改良したものとなります。棋力が多少向上し、検討モードに対応しました。レートは800ほどです。 -
kaitei_SDT5
第5回将棋電王トーナメントに出場した際のバージョンです。Bitboardによる盤面情報の管理を導入し、2駒関係をボナンザメソッドで学習させました。レートは900ほどです。 -
kaitei_WCSC28 第5回将棋電王トーナメントに出場した際のバージョンです。強化学習により多少の改善に成功しました。レートは1100ほどと予想されます。